保険の種類や、どのような保険会社があるのかをお伝えします。

更新日:2020年04月11日

保険にはどんな種類があるの?

保険は多くの人が保険料を支払い、「保険事故」が発生した際にその損害を、集めた保険料の中から支払う制度です。保険事故には「交通事故」「火災」「地震」「海難事故」「死亡」などの事故が含まれます。この保険事故の種類によって、生命保険会社と損害保険会社といった形で分かれています。また、保険料を支払う義務がある人のことを保険契約者、保険事故が起こった際に保険金を受け取ることができる人を被保険者と言います。「保険事故」はいつ起こるかわかりませんが、統計で発生する確率をある程度予測することができます。その予測に基づき保険料は決定されています。次に私たちの生活に身近な生命保険の種類について記載していこうと思います。

<死亡保険>
死亡保険は、保険の対象となる人が「死亡」した時、若しくは「高度障害状態」になった時に支払いが行われる保険です。
■定期死亡保険(定期保険)
「定期死亡保険」は、保証される期間が10年、20年といった期間であったり、65歳までといった具合で期間が定められている保険です。その期間内に死亡した場合に保証が発生するので、働き盛りの時期に何かがあった際などに活用できる保険です。
■終身死亡保険(終身保険)
「終身死亡保険」は、定期死亡保険とは異なり、年数や年齢に関係なく亡くなるまでの間、保険の対象の方が亡くなられた際に保険金が支払われます。相続税などの納税の際に利用するといったことも考えられます。
■定期保険特約付終身死亡保険(定期付き終身)
定期死亡保険と終身死亡保険を合わせた商品が「定期保険特約付終身死亡保険」になります。これは、支出が多くなる年齢の時には大きな保証が付くようになっており、それ以降は終身死亡保険で長く保証されるという2段階の保険になっています。
■収入保障保険
定期死亡保険の場合、加入した後どの期間でも同じ金額の保険金が受け取れますが、収入保障保険の場合、加入して日が浅い段階で多く保険金が受け取れ、満了間際に近づくと金額が低くなるといった、残り日数に応じて保証の厚さが決まる保険になっています。

<医療保険・疾病保険>
保険の対象となる方が、病気や怪我をした際に保険金を受け取れるものです。掛け捨てのものや、一定期間給付を請求しなかった場合に払い戻しがあるものなどがあります。最近の医療保険は、生活習慣病や三大成人病など、特定の病気で医療費が上乗せされる商品が増えてきました。
■定期医療保険
「定期医療保険」は、保証される期間が10年、20年といった期間であったり、65歳までといった具合で期間が定められている医療保険です。それ以降は保証がなくなります。更新ができる商品もあります。
■終身医療保険
「終身医療保険」は、定期医療保険と違い、亡くなるまで保障が続くものです。定期医療保険に比べると割高になる傾向にありますが、保障が一生涯続くので安心と言えます。
■ガン保険
癌と診断された際に保険金が支払われる商品です。日本人の2/3が癌になる時代ですので、重要な保険と考えられます。入院の日数や手術を受けた回数などによって保険金の金額が決められています。こちらも定期のタイプと終身のタイプがあります。
■所得補償保険・就業不能保険
病気や怪我によって働けなくなった際に、治療している期間、本来の収入分が支払われる保険です。そのため、自分の平均所得よりも高く保険料を設定することはできません。先述した収入保障保険は死亡した際に受け取れるもので、病気や怪我の一時的なものは所得補償保険となります。

<介護保険>
介護が必要になった際に支払われる保険です。一時的にまとまった保険金が支払われるものや、細かく何年にも渡って支払われるものがあります。

<死亡保障付きの生存保険>
保険期間中に亡くなった場合でも、満期時に生存していても保険金が受け取れるものです。預金や運用などの代替手段として使われることもあります。貯蓄性が高いので保険料が高いという特徴もあります。
■学資保険・こども保険
子どもが15歳や18歳の時に満期となる設定の保険で、満期時に親が生存していれば祝い金や満期金が貰え、万が一亡くなっていた場合は一時金や分割して給付が一定期間行われる保険になります。子どもの学費に充てるために利用する保険です。
■個人年金保険
老後の生活資金とするために、年金形式で受け取れる保険です。年金受取期間が決まっているものを確定年金、生きている間ずっともらえるものを終身年金と言います。個人年金保険には、保険料の払い込みが満了した時点で年金の支払原資が決まっている定額年金保険と、年金受取開始までに資産を運用してその結果で年金受取額が変動する変額年金保険があります。
■養老保険
「養老保険」は、満期までに生存していれば満期金がもらえ、満期までに亡くなってしまった場合には、満期金と同じ額の死亡保険金が受け取れるものです。満期以降に資金をしっかり準備するための保険という側面と、万が一の時に死亡保険が入るというメリットがあります。

月額の負担の低い保険をご紹介します。

生命保険会社は多数あります。その生命保険会社の一覧を作ってみました。生命保険会社を営むには、生命保険業免許を取得しなければなりません。このような保険会社の中から適切な商品を選んで、自分に合った保険に加入することをお勧めします。

<国内生保大手>
■かんぽ生命保険
https://www.jp-life.japanpost.jp/
■日本生命保険
https://www.nissay.co.jp/
■大樹生命保険(日本生命保険グループ)
https://www.taiju-life.co.jp/
■ニッセイ・ウェルス生命保険(日本生命保険グループ)
https://www.nw-life.co.jp/
■第一生命保険(第一生命ホールディングスグループ)
https://www.dai-ichi-life.co.jp/
■第一フロンティア生命保険(第一生命ホールディングスグループ)
http://www.d-frontier-life.co.jp/
■ネオファースト生命保険(第一生命ホールディングスグループ)
http://neofirst.co.jp/
■住友生命保険
http://www.sumitomolife.co.jp/
■メディケア生命保険(住友生命グループ)
https://www.medicarelife.com/
■明治安田生命保険
https://www.meijiyasuda.co.jp/
■太陽生命保険(T&Dホールディングスグループ)
https://www.taiyo-seimei.co.jp/
■大同生命保険(T&Dホールディングスグループ)
https://www.daido-life.co.jp/
■T&Dフィナンシャル生命保険(T&Dホールディングスグループ)
https://www.tdf-life.co.jp/
■富国生命保険
https://www.fukoku-life.co.jp/
■フコクしんらい生命保険(富国生命保険グループ)
https://www.fukokushinrai.co.jp/
■朝日生命保険
https://www.asahi-life.co.jp/

<国内損保>
■東京海上日動あんしん生命保険(東京海上ホールディングスグループ)
https://www.tmn-anshin.co.jp/
■損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険(SOMPOホールディングスグループ)
https://www.himawari-life.co.jp/
■三井住友海上あいおい生命保険(MS&ADインシュアランスグループホールディングスグループ)
https://www.msa-life.co.jp/
■三井住友海上プライマリー生命保険(MS&ADインシュアランスグループホールディングスグループ)
http://www.ms-primary.com/

<異業種>
■ソニー生命保険(ソニーフィナンシャルホールディングスグループ)
https://www.sonyfh.co.jp/
■ソニーライフ・エイゴン生命保険(ソニーフィナンシャルホールディングスグループ)
https://www.aegonsonylife.co.jp/
■オリックス生命保険
https://www.orixlife.co.jp/
■SBI生命保険
https://www.sbilife.co.jp/
■ライフネット生命保険
https://www.lifenet-seimei.co.jp/
■楽天生命保険
https://www.rakuten-life.co.jp/
■みどり生命保険
https://midori-life.com/

<外資大手>
■アフラック生命保険
https://www.aflac.co.jp/
■プルデンシャル生命保険(プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパングループ)
https://www.prudential.co.jp/
■ジブラルタ生命保険(プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパングループ)
http://www.gib-life.co.jp/
■プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険(プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパングループ)
http://www.pgf-life.co.jp/
■メットライフ生命保険
http://www.metlife.co.jp/
■マニュライフ生命保険
https://www.manulife.co.jp/
■アクサ生命保険
https://www.axa.co.jp/
■アクサダイレクト生命保険(アクサ生命保険グループ)
https://www.axa-direct-life.co.jp/
■カーディフ生命保険
https://life.cardif.co.jp/

<外資中堅>
■エヌエヌ生命保険
https://www.nnlife.co.jp/
■FWD富士生命保険
https://www.fwdfujilife.co.jp/jp
■アリアンツ生命保険
http://life.allianz.co.jp/
■クレディ・アグリコル生命保険
http://www.ca-life.jp/

<外国生命保険業免許取得>
■チューリッヒ生命
https://www.zurich.co.jp/