更新日:2020年03月26日
学校を卒業しても、これからの情報化社会の中、常に学び続けるということが重要になっていくと考えられます。生涯学習という観点から見ても、学び続けることは重要です。更に資格を取得などする場合、社会人になってからも、それに対応した学習を継続しなければなりません。そのような費用や時間のない中でも、学習することができるのが「eラーニング」になります。社会人向けでは、プログラムを学習するサービスが多いですが、それ以外にも、社会人向けの「eラーニング」ではもっと幅の広いジャンルの学習サービスが揃っています。例えば、学習の仕方や思考法そのものを学習するカリキュラムであったり、金融商品に対する知識を深めるためのものであったりと様々なものが見受けられます。社会人には必要な、すぐに使えるビジネススキルや、自己啓発関係の講座なども用意されています。更に、中小企業診断士であったり、司法書士、行政書士、税理士といった国家資格を取得するための 講座も提供しているサイトがあります。これまでのように、大学院に通ったりするのではなく、「eラーニング」をうまく活用することで、これからは知識習得の質を向上させていくことができると思います。社会人になると、学校で学習したような体型だった学習だけではなく、常に最新の情報をインプットしていかなければいけないので、スキルアップの講座などが多くなっています。社会人の講座の特徴は、業界でいま旬な方や、最新のスキルを持っている方が公開されることが多いようです。ハンドメイドクラフト、家料理、美容、フィットネス、エクササイズなどの直接ビジネスとは関係ない、教養としてのスキルを提供するサービスもあります。ビジネス関連の講座は、仕事をする上で必要な情報提供していますが、生涯学習という意味で活用できる講座を提供しているサイトも多くなってきました。企業向けの「eラーニング」のサービスもたあくさんあります。社内研修として「eラーニング」を利用している企業も多いのではないでしょうか。また、一方的に動画を閲覧するサービスだけではなく、生放送でリアルタイムに情報が提供されていたり、参加者同士で交流が持てたりするシステムにもなっているサービスもあります。その他にも、コンテンツ自体を自分で作って提供できるようになっているところもあります。学生の時には、学校で行う学習を補完するサービスや、外国語学習、プログラムの学習を行っておくと良いと思います。このような土台のある人が、社会人になって更に学習を進めるためのコンテンツが用意されているのか、社会人向けの「eラーニング」ではないかと思います。今後は、動画による学習の低コスト化と、双方向のコミュニケーションを利用した「eラーニング」のサービスが、進化を遂げていくのではないかと思います。動画を流すだけだと、既にコスト的にはとても低価格になってきています。そのため、双方向のコミュニケーションが取れて、疑問・質問ができるサービスが差別化につながると思います。これは人的リソースで行う可能性もありますし、AI などを活用して機械の精度を向上させて、疑問に回答する方法もあります。人は、教えることで学ぶことができたり、質問をして言葉に出してやり取りすることで、習得度が上がると言われています。そういったところを、利用、改善していくことが、これからの「eラーニング」のサービス向上につながるのではないかと思っています。社会人となると、忙しい時間の中で学習することになります。スマホであったりタブレットであったりといったモバイル端末への対応をしているサイトがほとんどです。通勤時間やちょっとした時間を使って、効率的に学習するには、専門学校などに通えない場合が多いと思います。そんな中で「eラーニング」は、とても効率的な学習ツールになるのではないかと思います。また、実際に学校に通って学習することと、社会人向けの「eラーニング」などの講座を併用することによってさらに学習効果を高めることができるかもしれません。
ビジネスユースから、趣味に至るまで。さまざまなニーズに答えるオンラインの学習サイトをまとめてみました。
■Schoo
「Schoo」は、参加型のオンライン動画学習サービスです。特徴は、通常生放送で動画を流していて、その過去授業を録画授業として配信しているところです。リアルタイムで参加する場合、先生や受講者同士でコミュニケーションがとれるように、チャットが利用できるようになっています。PC、スマホにも対応していますので、インターネット環境があればどこからでも参加可能です。スクーは、そのコンテンツの豊富さも売りのひとつです。4000本以上の動画コンテンツが用意されていて、ジャンルもITに関わることだけではなく、キャリアに関することであったり、クラウドソーシングでの稼ぎ方であったり、エクセルの利用方法であったり、更には、アーティストの人生談であったりと多岐に渡ります。すぐに使えるプログラミングスキルだけではなく、コピーライティングや企画の作り方など、ウェブマーケターの方などにも、必要なビジネススキルの講座が開設されています。生放送への参加は無料ですが、録画授業にはプレミアム会員の登録が必要です。利用料金は、月額980円から利用できます。この金額で、これだけのコンテンツを利用できるというのは、とても良いサービスではないかと思います。
URL:https://schoo.jp/
■LinkedInラーニング
「LinkedInラーニング」は、デザイン、テクノロジー、ビジネススキルを学べるオンライン学習サービスです。ビジネスSNSである「LinkedIn」が行っている「eラーニング」のサービスです。学習できるカテゴリーとしては、ビジネス向け、クリエイティブ向け、テクノロジー向けの講座が用意されています。費用は、月額3000円から利用が可能で、年間契約をすると割引になります。ビジネス向けのコンテンツは、1000以上のコースからキャリア開発や、エクセルといったソフトウェアの操作方法、マーケティングのスキルを身につけるものなどが用意されています。クリエイティブ向けのコンテンツは、3DやCAD、アニメーションであったり、デザインやビデオ編集などの学習ができます。こちらは、2000以上のコンテンツが用意されています。最後のテクノロジー向けのコンテンツは、プログラミングの知識や、Azureなどのインフラに関する知識を習得できます。テクノロジー向けのコンテンツは、1500以上のコンテンツが用意されています。
URL:https://jp.linkedin.com/learning/
■スタディング
「スタディング」は、スマホで学べるオンラインの資格講座です。国家資格など本格的な資格を受講できる「eラーニング」になっています。中小企業診断士や弁護士、司法書士、行政書士、税理士など難易度の高い資格を勉強するのに特化しているサービスです。ビデオ学習でインプットするだけでなく、アウトプットの学習ができる「学習フロー機能」が組み込まれています。授業料が低コストなのも魅力です。一般的な、学校に通って受講する形式の講座に比べて、5分の1程度の費用で受講ができます。隙間の時間を使って、学習するということを念頭において作られたサービスなので、資格取得を目指す忙しい社会人には、適したサービスではないかと思います。
URL:https://studying.jp/
■Udemy
「Udemy」は、いつでも、どこでも自分のペースで学部ことが出来る。オンライン学習サービスです。全世界で2400万人が利用しています。世界最大級のオンライン学習プラットフォームです。学習できる内容の一部を羅列すると、プログラミング/開発のコンテンツ、ビジネスノウハウのコンテンツ、マーケティングのノウハウのコンテンツ、ITの資格取得のためのコンテンツ、ブランディングのコンテンツ、子育てや家族に関するコンテンツ、宗教のコンテンツ、料理や旅行のコンテンツといったものがあります。その他にも、健康に関するコンテンツなど、ビジネスライクなものから、教養や生涯学習になるものまで、幅の広い動画コンテンツが用意されています。
特徴としては、月額の定額制ではなく、ひとつひとつのコンテンツを大変低価格で購入して学ぶことができる形になっています。逆に、自分がスキルを持っている方は、そのスキルを動画コンテンツとして販売することができます。このようにコンテンツを受講し、提供するといったやり取りをする世界最大の教育マーケットプレイスが、「Udemy」のサービスとなっています。販売金額の30%を「Udemy」に支払えば、あとは自分で金額を設定してコンテンツを公開できます。
URL:https://www.udemy.com/jp/