語学のeラーニングをまとめてみました。

更新日:2020年03月25日

語学のeラーニングをまとめてみました。

はじめに、「e-ラーニング」とは、インターネットを使って学習する学習方法のことを言います。「e-ラーニング」の特徴は、いつでも、どんな場所でもインターネット繋がっていれば学習できるところにあります。そのため、自分で学習を自身でどんどん進めることができます。語学の「e-ラーニング」と言うと、初期は英語を教わる「e-ラーニング」を中心に発展していきました 。これまでであれば、イーオンであったりECCであったりといった実際に英会話学校に行かないと、英語の学習を受けることができませんでした。しかし、現在では、レアジョブのように、オンライン英会話で株式上場するような会社も現れました。レアジョブは、英会話をオンラインで学習するサービスです。日本の場合、英語が話せて発展途上国であるフィリピンと、オンラインで生徒と先生を結ぶことによって、格安で英会話を学ぶことができます。教室(賃料)がいらないために、コストも低くなるといったメリットがあり、低価格で英会話が学べるということで爆発的に発展しました。現在では英語だけに関わらず、中国語であったり、フランス語であったり様々な国の言語が学べるようなサービスがでてきています。これからグローバル化は更に進んでいきます。英語や中国語は必須の言語となります。そんな中で、言語を習得するためのコストを抑えて勉強できるということは、とても重要な要素となってきます。特に、日本の学校教育では、外国語の会話をするというところに重点を置いていませんでした。そのため文法の勉強ばかりになっていて、実際に必要な会話をするスキルを学校教育の中で、学ぶ機会が少ないのが実情です。しかし、実際のビジネスシーンでは文法よりも、会話が通じることの方がもちろん大切です。今は、若いうちから英会話など外国語の会話を訓練できる関わるサービスを利用できるので、早いうちに活用するべきサービスです。学校の勉強で学べないコミュニケーションの部分を、オンライン英会話などのサービスを使うことで早いうちから慣れておくとよいと思います。将来、翻訳システムなどは、かなり高度に発展していると思われますが、当事者同士の会話でコミュニケーションが取れるということは、いつの時代も大切な手段となります 。同じ英語教育を受けていても、都市と地方では英語教育の格差はあると思います。しかし、パソコンがあれば、場所も時間も関係ありませんし、そのような格差を解消するために、オンライン英会話は利用価値があります。発展途上国の先生から学んでいるのであれば、発展途上国に雇用を生んでいることにもなるので、色々な人にメリットのあるビジネスモデルです。このような、語学の「e-ラーニング」の中にはゲーム的な要素を取り入れたものもたくさんあります。アプリで英単語を勉強するものなども、これに含まれると思いますが、そうやって学校の授業とは違ったもっと楽しいゲーム性のあるやり方で、語学を覚えるということは効率的に学習を進める上でとても良いアイデアだと思います。日本の英語教育は、高校入試や大学入試のための英語教育である側面が強く、言語はあくまでコミュニケーションのための手段であるにもかかわらず、それが目的となってしまっています。そのような本末転倒な部分を解消し、グローバルな環境で活躍できる人を作るために、若年のうちから英語が喋れるようになっておくということは、繰り返しになりますが重要なことです。しかし、注意しなければいけないこともあります。オンラインの英会話の多くは、新しいサービスということもあり、サイトが立ち上がって間もないサイトも多いです。色々なサービスを受けられるサイトもあれば、シンプルなサービスのサイトもあります。自身にあったサイトをしっかりと見極めて、お金を無駄にすることなく受講するように気をつけましょう。今後、安価に英語を学べるサービスは、英語圏以外ではこれから必ず必要になります。 世界で最も使用されている言葉は、英語が15億人で1位。次に中国語が11億人。3位がヒンドゥー語の6億5000万人。その次がスペイン語の4億2000万人。5番目がフランス語の3億7000万人だそうです。このことを考えてみても、英語または中国語の重要性が分かります。英会話の教育格差をなくすためにもぜひ活用していきたいサービスです。

語学のeラーニングのサービスをご紹介します。

オンラインで学べる外国語の学習サービスをまとめてみました。英語や中国語、文章の添削まで、色々な外国語学習サービスがあります。

■Duolingo
「Duolingo」は、毎日5分間のレッスンを通して、無料で外国語を学ぶためのサービスです。「Duolingo」はゲーム形式で語学学習ができるようになっています。オンライン英会話のような対面でのサービスではありませんが、ゲーム性の高いコンテンツにより、語学学習を自分で進めていけるサービスです。単なる語学コンテンツの提供だけではなく、参加者同士が双方向に教えあうことができるシステムも導入されています。20以上の言語が用意されているので、興味を持った世界中の言語を学習できるように設計されています。開発者の目標は、各ユーザーに最適化した学習体験をしてもらうことと謳っています。日本の英語教育だと、学習する人の理解度に関わらず、どんどん学習が進んでいきます。このようなテクノロジーを駆使することによって、個別指導と同じくらいの学習効果を発揮できるようにしたいという思いです。また、ゲーム性の強いサイトやアプリになっていますが、これは学習のハードルを下げ、勉強を楽しくするということを目的にしているからです。更に、このサービスの面白いところは、学習コース自体を外部の方が作れることです。外部のアイデアを活用して最適な語学学習のコースを作ることができます。無料で利用できるということも大切な部分です。これは、全ての人に最高の教育を提供するということを目標にあげているからです。貧富の差によって高度な教育を受けられないのでは、公平ではありません。知識社会となっていくこれからの時代。最高の教育を無料で提供するということは、とても重要な意味を持ってくると思います。
URL:https://ja.duolingo.com/

■レアジョブ英会話
「レアジョブ英会話」は、オンライン英会話における会員数No.1のサービスです。オンライン英会話の先駆け的なサービスです。東京証券取引所に上場もしている会社になるので、安心安全なサービスです。朝6時から深夜1時まで、インターネットの接続環境があれば英会話が可能で、顧客満足度が高いサービスです。目的に合わせてコースが用意されているので、初心者の方にも安心して利用できます。カウンセリングもきめ細かく行われているので、その点も良いのではないでしょうか。料金も大変魅力的で、毎日25分のレッスンを受けて月額5800円です。講師は、フィリピンの最高学府であるフィリピン大学の卒業生や在校生を中心に、業界最多の4000人の講師がサービスを提供しています。
URL:https://www.rarejob.com/

■Cambly(キャンブリー)
「Cambly」は、英語のネイティブスピーカーと、オンライン英会話ができるサービスです。ビデオチャットを通じて、いつでも学習することができます。特徴的な機能としては、レッスンを録画できるので、後で見返すことができます。また、翻訳機能付きチャットがあるので、分からない時は日本語で講師とコミュニケーションを取ることができます。インターネットに接続できる環境であれば、24時間どこでも予約することができます。費用は、1日あたり学習時間と1週間あたり何日行うかによって自動で見積もりされます。例えば、1日あたり30分、1週間あたり5日学習したとすると、毎月更新の契約で2万円程度です。3ヶ月ごとの更新の契約で15%割引。1年更新の契約で35%割引となります。
URL:https://www.cambly.com/english?lang=ja

■ネトチャイ
「ネトチャイ」は、スカイプを通して会話をするオンライン中国語教室です。中国に住む先生と、スカイプを利用して会話をする学習となります。料金プランは、毎日25分のプランで、月額9000円程度です。平日だけのプランや、休日だけのプランを選ぶことができます。平日プランは月曜日から金曜日まで、週末プランは金曜日、土曜日、日曜日にレッスンを受けることができます。レッスンの時間は、9時から14時と19時から24時です。土日祝祭日場合は、18時から24時にレッスンを受けることができます。その他にもポイント制のレッスンプランも用意されています。
URL: https://netchai.jp/

■Lang-8
「Lang-8」は、ネイティブと相互に文章の添削をする外国語学習するサービスです。無料で利用ができます。相互添削をするソーシャル・ネットワーキング・サービスで、自分の文章を添削してもらったら、お返しとして自分の母国語を学ぶ方の投稿を、添削してあげる仕組みになっています。相互の母国語による添削でつながっている学習ソーシャル・ネットワーキング・サービスです。月額7ドルでプレミアムコースも用意されています。投稿をPDFファイルにしたり、自分だけの投稿を検索できたり、共有機能が利用可能になります。
URL:https://lang-8.com/

■フルーツフルイングリッシュ
「フルーツフルイングリッシュ」は、英作文添削サービスです。オンライン上で、ネイティブの講師陣によって英作文を添削してくれます。中上級者向けのサービスとなっています。「日本e-Learningアワードフォーラム2013」にて「英語ライティング部門賞」を受賞しています。費用に関しては、英作文の添削回数が40回(チケット)で、2万円程度となっています。チケットは有効期限が原則なく、月々のコストに換算すると1800円程度になります。TOEICなどの試験の点数を上げたい方に、効果的な学習サービスではないかと思います。
URL:https://www.fruitfulenglish.com/