プログラミングのeラーニングをまとめてみました。

更新日:2020年03月25日

プログラミングのeラーニングとは?

プログラム教育は、学校でも行われるようになってきている重要な教育です。今後、ますます重要になっていきます。「プログラマー」「システムエンジニア」などのエンジニアの人手不足は顕著です。現在でもそうですが、これまで以上にこれから多くの商品(モノ・サービス)は、ロボット化の進行により、ロボットがほとんどの作業を行っていきます。それらを制御するのはプログラムです。そのため、プログラムは必須のスキルといえるのではないでしょうか。これまでのプログラム教育というと、大学や専門学校などのプログラムの学校に通ってスキルを身につけるか、会社に就職をして実践で覚えていくという形が多かったかと思います。しかし、現在はオンラインで自分のペースで学習できる「e-ラーニング」のサービスが続々と増えています。プログラム学習といってもその範囲は広く、ホームページを作るために必要な、「HTML/CSS」に関するものから、Googleが推奨している「JavaScript」の学習も用意されています。メールフォームや、ログインといったウェブサイトに動きをつけるための「PHP」や「Ruby」といったウェブプログラミングで使う言語や、AIで人気の機械学習に必須の言語「Python」の学習も行えます。学習の進め方も、自分でどんどん学習を進めていくものや、メンターといわれるサポートしてくれる方がついて学習をサポートしてくれるものまであります。費用的には無料で受けられるものから、10万円前後のものまであります。内容やサポートの充実度によって金額の違いがあります。大学生や社会人向けに作られているものが多いですが、中には中学生・高校生向けに特化して作られたサービスもあります。プログラミングといったITリテラシー(スキル)は、将来全ての人が必須のスキルになるのではないかと思います。昨今の人手不足にも関わらず、総務や経理などの中間部門の有効求人倍率は上がりません。これは、中間部門をアウトソーシングで対応したり、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用して、ロボットに任せたりする方向にシフトしているからと言われています。正社員として雇用する人材は、開発職、営業職、人事職といったクリエイティブが必要とされる職種に集中していくことが予想されます。しかし、これらの職業でもプログラミングスキルは必要となってきます。開発の現場は、更なるロボット化が進んでいきます。人から人へ技術を伝承していくことは、まだまだ必要な要素ですが、職人技で行っていた部分も、いつの日かロボットにとって変われらる日はきます。そのロボットを動かすのはプログラムです。営業に関しても、マーケティングデータをAIを活用して分析し、新しい顧客ニーズを探し、商品を提供するといったことが当たり前になってきています。人事の場合でも、AIを活用して求職者の適正を見たり、社員の適正をAIを使って判断したりといったことが日常的に行われるようになってきました。このように、現在の仕事においてプログラムやITリテラシー(スキル)は重要度を増しています。ITリテラシー(スキル)を向上する上で、基礎的な考えが身につくプログラミングを知っているといないとでは大きな差が出てきます。そのため、営業であっても簡単なプログラミングができるということは当たり前になってくるのではないでしょうか?一昔前だと、営業の方でもエクセルが使えないという方が大勢いらっしゃたと思います。しかし、今の時代エクセルを使えない営業の方はほとんど見かけなくなりました。プログラムを実行する環境は、とても簡単になってきています。そんな中で、エクセルのようにプログラミングを行うことは、必要になってくると思います。ぜひ、プログラミングスキルを身につけておくことをオススメします。「eラーニング」を活用することで、お金をかけずにプログラミングスキルを習得できる環境が整っているので、若年層の方も、社会人になる前にぜひチャレンジして欲しいと思います。

プログラミングのeラーニングのサービスをご紹介します。

オンラインで学べるプログラムの学習サイトをまとめてみました。無料・有料がありますので、自分に合ったものを探してみて下さい。

■ドットインストール
「ドットインストール」は、3分の動画でスキルをマスターする初心者向けのプログラミング学習サービスです。400コンテンツ近くの様々なコンテンツがあります。それらが、3分の動画にまとまっていて、簡単にプログラミングの学習ができるようになっています。ウェブサイトを制作できるようになるための「HTML/CSS」を取得するところから、「JavaScript」と言ったお手軽なプログラミングの講座も充実しています。「JavaScript」の発展型である「jQuery」の入門編も、10回程度の動画で勉強することができます。その他にもサーバー環境を構築するための動画講座も用意されていて、「AmazonWebSservices」の設定であったり「VPS」の入門であったり、「UNIX」のコマンド入門なども学習することができます。インフラ関係の動画だけではなく、「LAMP」環境の構築の学習動画もあり、「PHP入門」「MySQL入門」と言った今、いちばん利用されているプログラミングの学習も可能です。その他にも「Laravel」であったり、「CakePHP」であったりといったフレームワークの学習もできます。最近活発に使われるようになってきた言語、「Ruby」の学習もできるコンテンツも用意されています。「Ruby入門」であったり、フレームワークの「CakePHP入門」であったり、データベースの「SQLite」のコンテンツも用意されています。その他の講座としては、「iPhoneアプリ」や「アンドロイドアプリ」の実装が可能になるコンテンツも用意されています。これからさらにスマホの時代が進んで行きます。スマートフォンのアプリの開発は必須になっていくものと思われます。その他にも、「WordPress入門」であったり、「Java入門」であったり、機械学習で有名な「Python 入門」や「NodeJS入門」、「GoogleAppsスクリプト入門」なども取り揃えてあり、実践的なビジネスで活躍できる技術を身につける講座が用意されています。最近、大変ニーズの高い「Unity」といったゲーミングプログラムや、「enchantJS」の講座も用意されているので、基本的なところから応用まで学習することが可能です。ドットインストールの素晴らしいところは、プログラミングの知識がさほどない方でも、ざっくりとしたプログラミングを学ぶことができて、更にそこから自発的に学習を進めることができるところです。サイト内にも書いてあるように、プログラミングをかつてないほど身近にするということを目指して作られたサイトなので、初心者の方が最初に取り組むサイトとしては、とても素晴らしいサイトだと思います。細かい部分はあまり拘らずに、大まかな仕組みを理解してもらうことに重きを置いて作られています。また、3分間の動画でまとめられているので、コンパクトでとても覚えやすいと思います。初級動画は、ほとんどが無料で見放題なので、基礎的なこと覚えるのにはとても良いコンテンツだと思います。中上級者向けのプレミアムレッスンは、有料になりますが、月額980円なのでとてもリーズナブルです。文字起こしされたテキストが用意されていたり、ソースコードの閲覧できたりします。その他にも、各種履歴の管理やレッスン動画の速度の変更といった無料プランにはないサービスが月額980円で受けられるので、とても効果的に学習が進められと思います。
URL:https://dotinstall.com

■TechAcademy(テックアカデミー)
「TechAcademy(テックアカデミー)」は、ITに特化したオンラインスクールです。プログラミングやアプリ開発を学ぶためのオンラインスクールで、オンラインで完結するように作られています。特徴的なのは、独学ではなかなか学習が進まない方のために、現役のエンジニアのサポートが付いていて、短期間で学習を進めることができるサービスとなっています。週に2回、ビデオチャットで、メンターと言われる方に相談やサポートを受けることができます。また、随時チャットでの質問は受け付けています。課題に対しても回線無制限で、メンターからレビューを受けることができます。費用に関しても、89000円から「はじめてのプログラミングコース」というコースが設定されていて、低価格でプログラミングの学習をすることができます。プログラミングの講座としては、「Laravel」コースや「JavaScript」コース。CMSである「WordPress」の構築や、スマホのアプリケーションを作る講座もあります。特徴的なコースとしては、「ブロックチェーン」のコースであったり、「AI」のコースであったりといったものもあります。最近ニーズが高まってきている「データサイエンス」のコースなども用意されています。プログラミングだけではなく、デザインのコースも用意されていて、「UI/UXデザイン」のコース、「動画編集」のコースも用意されています。マネジメントコースとして、「Webディレクション」コースや、「Webマーケティング」コースが用意されているので、エンジニアやデザイナーだけでなく、「Web ディレクター」や「プロデューサー」と言ったインターネットに関わる仕事に対して、包括的に対応できるコースが用意されています。とても充実したカリキュラム内容になっていると思います。
URL:https://techacademy.jp