ファッションも持たない時代へ!ファッションレンタル、オンラインのオーダーメイドなど、シェアリングからIT、AIを使ったアパレルの未来を考えます。

更新日:2020年04月03日

ファッションは持たない時代へ。ファッションの未来を考えます。

アパレル業界もテクノロジーの進化によって、様々なサービスが出てきています。服を持たないファッションといったように、ファッションの未来を考えます。今、ファッションのレンタルサービスが注目されてきています。これはサブスクリプション(定額)で、服をレンタルできるサービスです。服を購入する際も、様々なサービスが誕生しています。インターネット上で、自分のオリジナル柄のシャツをカスタムメイドで作れるサービスであったり、靴をカスタムメイドで作れるようなサービスであったりとカスタムメイドのアパレル業界も進化しています。ブロードバンドが普及したあたりから、プリントオンデマンドという方式で、「Tシャツ」などを昔から作れる仕組みがありましたが、それらがさらなる進化したといえるサービスだと思います。低価格でカスタムメイドのアパレルサービスが増えるのは、テクノロジーの進化と共に、顧客がオリジナリティを求めているからだと考えます。スタートトゥデイが行っている「ZOZOSUIT」も、その情報をもとにオリジナリティのある服を提供するという意味では、新しい形のオーダーメイドと言えると思います。服を着る際に、利用できるサービスもご紹介します。それは、コーディネート代行のサービスです。スタイリストがコーディネートを行って提案をしてくれます。本来プロのモデルなど、業界の人にしか利用していなかったものが、誰でも安価に受けられるものです。ECショップの商品を、その人に合わせてセレクトして提供、販売する形態が多いようです。更に進化すると、コーディネートを「AI」で行ってしまおうというサービスもリリースされています。これは、持っている服をコーディネートアプリに登録して、コーディネートを提案してもらうものです。服を着終わった後のサービスでも、注目したいサービスがあります。それはクリーニングサービスです。クリーニングもインターネットで予約して、配送でクリーニングを依頼するということができます。洗濯機を完全になくしてしまうのは、コスト的に難しいかもしれませんが、自宅にいながら色々なアパレル関連のサービスを受けられる時代がきています。もうひとつ注目しているのは、これまでも色々なとこで取り上げられてきたファストファッションです。手軽に購入することができる反面、常に新しいものと入れ替えをしないと、服をしまっておく場所が足りずに邪魔になります。そういった時に、レンタル倉庫をやっている会社などが服、小物、雑貨を少ない点数を安価に郵送で預かる、レンタルストレージという面白いサービスを始めています。このようなサービスを利用すれば、例えば、夏であれば、購入した夏服を置く場所が無くなっても、冬服をレンタルストレージに預けておいて、必要になったら夏服と冬服を出し入れすることによって安価に色々な服を楽しむことができます。預かってもらっている服を、1点1点写真に撮影して保存をしてくれるサービスもあるため、どのような服が入っているか確認できたり、そのままフリマアプリで販売、発送ができたりといったことが可能です。オンとオフで、着用する服のスタイルも変わってくると思います。オフィスへ行くための服は、女性は気をつけなければいけないかもしれません。男性の場合はスーツを着ることも多いと思います。スーツに特化したレンタルサービスも登場しています。普段着は、ファストファッションを活用して、休日などの特別な日に着用する服はレンタルサービスを活用するといった使い分けるという発想も良いのではないかと思います。アパレル産業全体としての未来を考えてみます。これまで日本のアパレルブランドは、工場を中国に作り、次にベトナム、そしてカンボジア、エチオピアやナイジェリアなどのアフリカ諸国と労働コストの安い場所に移転して、過酷な労働条件などで支えて安い服を生産してきました。しかし、世界中の国々が発展してしまえば、労働所得の差が生まれなくなります。そうなると人力に頼らない、本格的なロボットのみによる操業を行わないと、コストの問題を吸収できなくなると考えます。更に、操業ロボット自体のコストも安価にという圧力もかかると思います。それによって、限りなく安いコストで生産するようになっていくことが考えられます。プチプラと呼ばれる服の廃棄の問題など、アパレル業界には構造上の問題があります。顧客のコストをニーズによるものです。ただ、アパレルは食品のように腐るものではないので、中古市場などもあり、テクノロジーを活用して無駄をなくしていけば、まだまだ発展をする業界ではないかと考えます。

■「小売物価統計調査」より「衣類」関連を抜粋
<衣料>
■振袖■袋帯■背広服(夏物/中級)■背広服(秋冬物/中級)■背広服(夏物/普通)
■背広服(秋冬物/普通)■男子上着■男子ズボン(秋冬物)■男子ズボン(夏物)■男子ズボン(ブルージーンズ)
■男子コート■男子学生服■婦人スーツ(秋冬物/中級)■婦人スーツ(春夏物/中級)■婦人スーツ(春夏物/普通)
■婦人スーツ(秋冬物/普通)■ワンピース(春夏物)■ワンピース(秋冬物)■スカート(春夏物)■スカート(秋冬物)
■婦人スラックス(ブルージーンズ)■婦人スラックス(秋冬物)■婦人オーバー■婦人ブレザー■女子学生服
■男児ズボン■女児スカート■乳児服■ワイシャツ(長袖)■ワイシャツ(半袖)
■スポーツシャツ(長袖)■スポーツシャツ(半袖)■男子セーター■婦人ブラウス(長袖)■婦人ブラウス(半袖)
■婦人Tシャツ(長袖又は七分袖)■婦人Tシャツ(半袖)■婦人セーター(長袖又は七分袖)■婦人セーター(半袖)■子供Tシャツ(長袖)
■子供Tシャツ(半袖)■男子シャツ(半袖)■男子パンツ■男子パジャマ■ブラジャー
■婦人ショーツ■ランジェリー■子供シャツ(半袖)■帽子■ネクタイ
■男子靴下■パンティストッキング■婦人ソックス■ベルト■マフラー
■男子靴■婦人靴■運動靴(大人用)■子供靴■スリッパ
■婦人サンダル■男子洋傘■通学用かばん■ハンドバッグ(銘柄:輸入品を除く)■旅行用かばん
■指輪■腕時計■ハンカチーフ

オンラインのファッションサービスをご紹介します。

これから、ファッションも持たない時代になっていくと思います。そこで重宝するのが、インターネットのファッションサービスです。インターネットを利用してカスタムメイドで服を作るサービスや、持っている服を預けるために向いているサービス。その他に、ファストファッションブランドのランキングなどをまとめていきます。

【ファッションレンタルサービス】
洋服のレンタルサービスです。スタイリストが選んで服を送ってくれるものと、自分で選んで送ってもらう形があります。月のレンタル可能点数やスタイリストがつくかつかないかで、金額が変わってきます。
<女性向け(スタイリスト有り)>
■airCloset(エアークローゼット)
参考URL:https://www.air-closet.com/
■Rcawaii
参考URL:https://www.rcawaii.com/
■EDIST. CLOSET
参考URL:https://closet.edist.jp/
<女性向け(スタイリスト無し)>
■MECHAKARI
※メチャカリでは、パーソナルスタイリングをAIチャットボットが行うサービスが開始されています。
参考URL:https://mechakari.com/
■Brista
参考URL:https://www.brista.co/
■SUSTINA
参考URL:https://sustina.co/home

<男性向け(スタイリスト有り)>
■leeap(リープ)
参考URL:https://leeap.jp/
■着ルダケ
参考URL:https://kirudake.e-shop.renown.com/

<女性向け(アクセサリー専門)>
■スパークルボックス
参考URL:https://sparklebox.jp/

<女性向け(ドレス専門)>
■おしゃコン
参考URL:https://dress-cons.com/

<男性向け(ブランド時計専門)>
■KARITOKE(カリトケ)
参考URL:https://karitoke.jp/style

<男性向け(ブランドネクタイ専門)>
■KASHI KARI
参考URL:http://kashi-kari.jp/

【オンラインオーダーメイド】
ブラウザ上で、襟や細部の生地、デザインを選択してオリジナルのシャツを作成します。あとは、決済をして郵送で送られてくる仕組みです。
<シャツ>
■Original Stitch
参考URL:https://shop.originalstitch.com/?ls=ja

<靴>
■ナイキ NIKEiD
参考URL:https://www.nike.com/jp/ja_jp/c/nikeid

【クラウドストレージ】
ダンボール箱単位で預けることが可能な貸し倉庫です。送ったモノの写真に撮って、インターネット上にアップしてくれるサービスがあったりします。家のスペースが限られている都心などでは、夏に冬服を保管するといった使い方が出来ます。そのままフリマアプリに出店できるところもあります。個人の部屋の空いているスペースをマッチングするサービスもあります。
<法人倉庫貸出>
■ミニクラ
参考URL:https://minikura.com/
■株式会社トランク
参考URL:https://www.trunk-inc.com/
<個人スペースマッチング>
■モノオク
参考URL:https://monooq.com/

【AIコーディネート】
AIによるコーディネートは、自分が既に持っている服を、AIがコーディネートしてくれるサービスです。アプリなどを介して提案をしてくれます。着回しであったり、自分に合った服であったりを選んでくれます。チャット形式で質問しながら行うものもあります。このような機能を使うと、スタイリスト機能が付いていないファッションレンタルサービスでも、自分に合ったスタイルと巡り会いやすくなると考えます。
■XZ(クローゼット)
参考URL:https://itunes.apple.com/jp/app/xz-%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%83%E3%83%88/id909369654?mt=8
https://play.google.com/store/apps/details?id=fashion.style.coordinate.app.xz&hl=ja
■SENSY CLOSET(iPhoneのみ対応)
参考URL:https://itunes.apple.com/app/apple-store/id1168498253?mt=8
■「Riko」「Mika」(カブキスキャナーというAIを活用したサービスです。)
参考URL:https://www.newrope.biz/service/

【ファストファッション品質/価格】
独断的に、ファストファッションと呼ばれるブランドの品質と価格のバランスを考えてみました。様々な切り口がありますが、当サイトが独自の判断でこのような基準にしてみましたのでご了承下さい。
■品質ランキング
無印良品(A++)
ユニクロ(A+)
ZARA(A)
GAP(B++)
H&M(B+)
ジーユー(B)
OLDNAVY(C++)
FOREVER21(C+)
■値段ランキング(※安い値段別)
ジーユー(A++)
FOREVER21(A+)
OLDNAVY(A)
ユニクロ(B++)
無印良品(B+)
H&M(B)
GAP(C++)
ZARA(C+)
■その他のファストファッションブランド
「センスオブプレイス」「RAGE BLUE」「GLOBAL WORK」「KOE」「wego」「COMME CA ISM」「HOLLISTER」「Abercrombie & Fitch」「American Eagle」。その他にも「Right-on」や「しまむら」などの国産セレクト系の低価格ショップもある。