もし今の生活に年間400万円が必要だとします。その生活コストを5分の1の80万円まで下げられたら、同じ収入条件なら必要な労働時間も大きく減らせます。
大事なのは、暮らしを小さくすること自体ではありません。必要なものと、なくても困らないものを分けることです。使わなくてもよいお金を減らせば、その分だけ働き方や時間の使い方を自分で選びやすくなります。
メリット1:労働時間を減らせる
生活に必要な金額が下がると、その生活を維持するために必要な労働時間も下がります。収入を増やすことだけに頼らず、支出側を整えることで、時間の余白を作れます。
メリット2:お金持ちではなく「時間持ち」の人生に近づける
労働時間を減らせると、家族、学び、創作、休息、地域活動など、お金を稼ぐこと以外に使える時間が増えます。
運用による収入を考える場合も、必要な生活費が小さいほど、必要な元手は小さくなります。お金を中心に生活を組み立てるのではなく、時間を中心に生活を組み立てやすくなります。
メリット3:外注コストを減らす好循環が生まれる
時間に余裕ができると、これまでお金を払って人に任せていたことを、自分でできる場面が増えます。掃除、修理、料理、学習、調べものなどを自分で扱えるようになると、さらに生活コストが下がります。
生活コストが下がると時間が増え、時間が増えると自分でできることが増え、さらにコストが下がる。この循環を作ることが、UNISONASの基本的な考え方です。
必要なこと1:「モノを捨てて」家を見える化する
モノが多いと、同じものを買ってしまったり、食品や日用品を使い切れずに無駄にしてしまったりします。小さな無駄に見えても、積み重なると可処分所得を減らす大きな要因になります。
家の中をシンプルにして、何があり、何がないのかを把握できる状態にする。これは単なる片付けではなく、お金を生み出すための土台作りです。
必要なこと2:お金がお金を生む仕組みを知る
私たちが暮らしている社会は資本主義経済です。そこでは、労働だけでなく、資産や仕組みがお金を生むことがあります。
生活コストが低くなると、運用や事業づくりに必要な元手のハードルも下がります。大きなお金を持ってから考えるのではなく、小さく暮らせる状態を作ることで、選択肢を増やせます。
必要なこと3:生活に必要なモノを知る
世の中には無数の商品があります。だからこそ、生活に必要な商品の種類と量を一度棚卸しする必要があります。
UNISONASでは、家計調査の支出項目を、生活費を見直すための出発点として使っています。家計調査は、世帯が実際に何へ支出し、どの程度購入したかを示す統計です。消費者物価指数(CPI)の品目情報は、商品の規格や価格変動を確認するための参照として使います。
もちろん、家計調査に支出が載っているすべての品目が全員に必要なわけではありません。人によって必要なものは違います。大切なのは、生活に関係し得る品目を一覧で見て、自分に必要なもの、条件によって必要なもの、代替できるもの、最低限モデルには含めないものに分けることです。
何が生きる上で必要なのかを見渡せるようになると、将来への不安から余計なものを買ってしまうことも減らせます。